海洋生物による金属元素の特異的濃縮

シャコガイによる金属元素の高濃度蓄積


シャコガイは亜熱帯から熱帯にかけての珊瑚礁に生息する二枚貝です。シャコガイの外套膜には褐虫藻が共生しているので光を十分に受けるため外套膜を広げています。シャコガイの仲間にはシラナミガイ、ヒレジャコガイ、ヒメジャコガイ、シャゴウガイ、ヒレナシシャコガイ、オオジャコガイなどがいます

外套膜を広げたヒメジャコガイ





ヒレジャコガイの腎臓の組織写真
(顆粒が細胞内に一個ずつ存在しています)


腎臓組織から取り出された腎臓顆粒
(球形で大きさは20 μmくらいです)



シャコガイの腎臓顆粒は細胞内で生成されます。次に示す細胞外で顆粒をつくるワスレガイとは異なりますが、顆粒の元素組成はほぼ同じで主成分はリン酸カルシウムです。また、マンガンの化学形はワスレガイと同じなので顆粒における元素濃度とともにワスレガイのところで説明します。

顆粒の存在意義と形成過程の解明が私の研究課題です。

顆粒の電顕像(内部に層状構造がみえます)




オオハネモによる金属元素の高濃度蓄積エラコによるバナジウムの高濃度蓄積|シャコガイによる金属元素の高濃度蓄積|
ワスレガイによる金属元素の高濃度蓄積マガキガイによるヨウ素の高濃度蓄積リュウキュウヒザラガイによる鉄の高濃度蓄積
マダコによる金属元素の高濃度蓄積海洋生物の硬組織中の金属元素


前のページへ このページの先頭へ 次のページへ



Copyright(C) 2004 ELEMENT BIOACCUMULATION GROUP-All rights reserved-このサイトの転載・転用・複製を禁じます。