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今回、生物と元素との関係を紹介しながらいまだに解明されていない問題が自然界にはたくさん残っていることを説明してきました。自然が私達人間に問いかけた謎にたいして、現代人の英知を結集しても解けない問題が数多くあるということは、それだけ自然の懐が奥深いことを意味しているのでしょう。 しかし、自然は人間を正解とは間違った方向に導くために落とし穴をいくつも用意している。 自然は落とし穴の中でもがき苦しんでいる人間を見て楽しんでいる。 また、自然は、正解のない意地悪な問題をだして奇妙な解答を出して自己満足にひたっている人間を見て笑っている。 すべての自然の謎解きが、人間の幸福や福祉にすぐに役立つとは思えない。ましてや生産性の向上への貢献など到底考えられない。だから一部の研究者だけが自己満足する自然の謎解きに費やすお金と時間は無駄なことであってもっと有意義なことに人間の知力を使うべきかもしれない。 でも自然が出した謎を謎としてとらえる力がありながら、その疑問に自分が率先して答えを出したいという熱情を社会の要請がないからとあきらめ、解明の意欲を失った人は自然科学者としては失格かもしれない。 謎を謎としてとらえられるのは将来にわたって自分以外いないのかもしれない。 |
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