海洋生物による金属元素の特異的濃縮

ホ−ムペ−ジ作成にあたって


今回、生物と元素との関係を紹介しながらいまだに解明されていない問題が自然界にはたくさん残っていることを説明してきました。
自然が私達人間に問いかけた謎にたいして、現代人の英知を結集しても解けない問題が数多くあるということは、それだけ自然の懐が奥深いことを意味しているのでしょう。
しかし、自然は人間を正解とは間違った方向に導くために落とし穴をいくつも用意している。
自然は落とし穴の中でもがき苦しんでいる人間を見て楽しんでいる。
また、自然は、正解のない意地悪な問題をだして奇妙な解答を出して自己満足にひたっている人間を見て笑っている。

すべての自然の謎解きが、人間の幸福や福祉にすぐに役立つとは思えない。ましてや生産性の向上への貢献など到底考えられない。だから一部の研究者だけが自己満足する自然の謎解きに費やすお金と時間は無駄なことであってもっと有意義なことに人間の知力を使うべきかもしれない。
百歩譲って今私達が時間と経費を費やしてやるべき仕事ではなくて、あと10年もたてば、もっと高速で高感度, 高分解能の機器が開発されればそのときには簡単に解答が引き出せるかも知れない。先人が大量のサンプルを集め、濃縮・分離などにかけた苦労は、現在の最新の機器に接している後輩から見れば笑い話になっていることは歴史が証明している。人類が本当に必要としている知識・情報ならば個人の名誉を捨て、国の垣根をこえて世界的なプロジェクトを編成すればいい。それほど必要とされていない課題は興味を持った誰かがいつか解決するだろうと考えることは当然至極のことである。

でも自然が出した謎を謎としてとらえる力がありながら、その疑問に自分が率先して答えを出したいという熱情を社会の要請がないからとあきらめ、解明の意欲を失った人は自然科学者としては失格かもしれない。

謎を謎としてとらえられるのは将来にわたって自分以外いないのかもしれない。
他の人は疑問を感知するアンテナを持たないで見過ごしてしまうか、疑問を抱いても解こうとする意欲を持たないかもしれないと考えるのはおかしいですか。と言うことで解答を引き出せるかどうかは分かりませんが、今までの研究を整理して問題点を洗い出してもう一度自然に挑戦するつもりでHPを作成しました。
また、私が出来なかった場合も考えて自然界には面白い生物が存在することを紹介するだけでもHP作成の意味があると考えています。




オオハネモによる金属元素の高濃度蓄積エラコによるバナジウムの高濃度蓄積シャコガイによる金属元素の高濃度蓄積
ワスレガイによる金属元素の高濃度蓄積マガキガイによるヨウ素の高濃度蓄積リュウキュウヒザラガイによる鉄の高濃度蓄積
マダコによる金属元素の高濃度蓄積海洋生物の硬組織中の金属元素


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